楽天証券で不正アクセス多発!被害に遭わないために、今すぐやるべき対策とは

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楽天証券においてフィッシング詐欺に加え、スパイウェアやマルウェアなどの手口によって、ログインID・パスワード・取引暗証番号を盗み取られ、不正取引が行われる被害が報告されています。

こうした被害を防ぐためには、セキュリティ対策が欠かせません。

本記事では、今すぐ実践できるセキュリティ対策と、フィッシング詐欺に遭わないために注意すべきポイントをご紹介します。

フィッシング詐欺とは? あなたも狙われているかも

フィッシング詐欺とは、銀行や証券会社などの実在する企業になりすましてメールやSMSを送り、偽のウェブサイトへ誘導して個人情報を盗み取る手口のことです。

例えば、

「あなたの口座に不正アクセスがありました。セキュリティ強化のため、こちらのリンクからログインしてください」

といったように、緊急性を要し思わずリンクを踏んでしまうような巧みな文言で、偽サイトへと誘導してきます。

実際に楽天証券を装ったフィッシングメールが出回っているとの情報が、公式ホームページやSNSでも報告されており、注意が必要です。

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まずはセキュリティを強化しよう

不正取引の被害を防ぐには、セキュリティの強化が必須です。

まだ、設定していない方は、ログイン追加認証を設定しておきましょう。

ログイン追加認証とは

ログイン時にID・パスワードに加え、登録済みのメールアドレスに送信された認証コード付きの画像を使って行う認証方法

万が一ログインIDとパスワードを知られても、追加認証をしなければログインができないため、不正取引に遭うリスクを大幅に下げることができます。

追加認証の設定方法は以下の通りです。

追加認証の設定方法

■スマホ

  1. 「マイメニュー」を選択
  2. 「お客様情報の設定・変更」を選択
  3. 「セキュリティ設定」 を選択
  4. 「ログイン追加認証」の設定状況が「利用しない」になっている場合は、「設定変更へ」を選択
  5. 登録したメインメールアドレスに届いた認証コードの画像を順番通りに選択し、認証を完了

■パソコン

  1. 「マイメニュー」を選択
  2. 「セキュリティ設定」 を選択
  3. 「ログイン追加認証」の設定状況が「利用しない」になっている場合は、「設定変更へ」を選択
  4. 登録したメインメールアドレスに届いた認証コードの画像を順番通りに選択し、認証を完了
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SMS認証を設定して不正出金を防止

SMS認証もセキュリティ対策に有効です。

設定しておくと、出金手続き(指定日出金、らくらく出金など)を行う際に、取引暗証番号に加えて、SMSで送信されるワンタイムキーの入力が必要になります。

こちらも、万が一ログイン情報が第三者に知られてしまっても、このワンタイムキーがなければ出金できないため、不正に出金されるリスクを大幅に軽減できます。

SMS認証の設定方法

  1. 「マイメニュー」を選択
  2. 「セキュリティ設定」 を選択
  3. SMS認証の利用設定「出金」の設定状況が「利用しない」になっている場合は、「変更」を選択

以上で設定は完了です。

フィッシング詐欺に遭わないために!注意すべきポイント

詐欺師は巧妙な手口でユーザーIDやパスワードなどの重要な情報を盗み取ろうとします。

被害を防ぐためには、セキュリティ対策をしっかりと行うことはもちろん、「自分は大丈夫」と過信せず、日頃から警戒心を持つことも重要です。

不審なメールに要注意

まず第一に、不審なメールはむやみに開かないことが大切です。

とはいえ、最近のフィッシングメールは非常に巧妙で、パッと見ただけでは本物かどうか判断がつかないケースも少なくありません。

送信元のアドレスを確認

少しでも違和感を覚えたら、送信元のメールアドレスをしっかり確認しましょう。

例えば、本来rakute「n」とあるべきところがrakute「m」になっているなど、アルファベットが一文字だけ違うといったような細かな偽装がされていることがあります。注意深く確認することで不正なメールを見分けられます。

アクセスは公式アプリやブックマークから

「メールに貼られていたリンクから開いたら、実は偽サイトだった…」なんてこともよくあります。メールに貼られているリンクには注意が必要です。

公式サイト等へアクセスする場合は安易にリンクをタップするのではなく、あらかじめ登録しておいたブックマークや公式アプリからアクセスするようにしましょう。

これだけでも、フィッシング詐欺に遭うリスクを大幅に減らすことができます。

楽天証券の正規URL

楽天証券の公式サイトによると、正規のURLは以下のように案内されています。

正規のものと照らし合わせて、正しいURLであるのか確認することも大切です。

楽天証券のウェブサイト:
●●●.rakuten-sec.co.jp/●●●
(●●●には任意の文字列が入ります)

マーケットスピードやiSPEEDの公式ページ:
marketspeed.jp/●●●
ispeed.jp/●●●

楽天グループ各サービスとの連携ページ:
●●●.rakuten.co.jp/●●●
●●●.rakuten-bank.co.jp/●●●

不正アクセスかも…と思ったら?

身に覚えのないログイン履歴があるなど、不正アクセスの疑いがあるときは、被害の拡大を防ぐため、すぐに証券口座の一時利用停止を行いましょう。

証券口座の一時的な利用停止は、以下の専用ダイヤルから行えます。

0120-852-638(通話料無料)※24時間自動受付

電話の際は、本人確認のために以下の情報が必要になります。スムーズに対処できるよう、あらかじめ以下の情報を用意しておきましょう。

  • 部店・お客様コード
  • ログインID
  • 生年月日
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大切な資産を守るために、今こそセキュリティの見直しを

楽天証券では、フィッシング詐欺などによって不正な取引が行われる事案が報告されています。

しかし、適切な対策を講じておけば、こうした被害に遭うリスクをぐっと減らすことが可能です。

今回ご紹介した「ログイン時の追加認証」や「SMS認証」などは、どれも短時間で簡単に設定できます。

この機会にセキュリティ設定を見直し、大切な資産を守りましょう。